街歩き・サロン

第18回照明探偵団街歩き 六本木ヒルズ編

街歩き2003:六本木ヒルズ編

2003年5月16日

国内最大の市街地再開発事業である六本木ヒルズがついに 4 月 25 日にオープンを迎えました。今回はその六本木ヒルズを訪ねての街歩きです。

オープンしてわずか 3 週間、しかも金曜日の夜とあって沢山の人でにぎわっています。蜘蛛のアート下に集合した団員たちは、まず、森タワー 49階のアカデミーヒルズへと向かいます。 49階へ下りた団員を目前にひかえる東京タワーと美しい東京の夜景が迎えてくれました。六本木ヒルズも東京も非常によく見渡せます。タワーを降り、ライトアップされたアートを見ながら、環状 3 号線デッキ下へ。ここでは、内照式サインのランプも今は白色系ですが、今後、他と同じ 3000K に交換される予定との話も聞くことができました。つづいて、毛利庭園を通り、テレビ朝日のほうへ向かいます。内原智史さんが照明を担当された控えめな照明が、毛利庭園の静けさを引き立たせているように思えました。

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テレビ朝日のわきをすり抜けると、けやき坂の入り口。ひときは明るい光のウェルカムマットが、街区へ入る車両を迎え入れていました。

住宅棟の周辺では、落ち着いたデザインの中にも埋込みの LED があったりと、住人を楽しませる工夫がみられます。しかし、住戸のベランダに備えられたダウンライトが眩しいと団員からも不評の声があがっていました。その後、アートベンチやブランドショップなどを眺めつつ、今回の街歩きを終えました。まだまだ、たくさんの見所がありますが、さすがに一度で全ては見れませんね。

今回の街歩きで印象に残ったことは、街区全体でデザインを統制しようという試みが感じられたこと。照明に限らず、 TSUTAYA やスターバックスの外観も、街になじむようにデザインされているようで、統一感のある“街”をつくろうという設計者のこだわりが感じられました。しかしながら、庭園灯のポール部分が折れ曲げられているのを見て、街の景観を保つ難しさも感じさせられました。しっかりと計画されてつくりあげられた都市をどのように保っていくのかでしょうか。本当に大事なのはこれからなのかもしれません。

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