探偵ノート

第052号 – コンビニ八幡宮

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もう桜の便りを聞こうとしているのだから初詣の話はいかにも時期はずれだけれど、これは必ず探偵ノートにしたためよう…と考えていたネタだからご容赦ください。書かせていただくことにする。2006年の元旦除夜の鐘を聞いた直後、夫婦水入らずで出かけた地元の富岡八幡宮で出会った光の重大事件でした。

私は既に25~6年、深川に住んでいるので、富岡八幡様と深川不動にはほとんど欠かさず初詣に行っている。年越しソバをかき込んでから着込んで外に出た割には、今年はきりっとした元旦の冷え込みも感じずに気持ちが引き締まらないままだった。清澄通りを歩き黒船橋を渡って永代通り門前仲町の交差点を右折すると、初詣にざわめく群集がいるはずが、あれっ、あまりいない。八幡様の大鳥居をくぐる段になってもいつもの人波がなく整然とした参拝の列が続く。何かエキサイティングでないなあ…と思っているうちにすぐ賽銭箱の近くまで進んでしまったところで異様な光に気がついた。ええっ、こんなところにコンビニ神社だ!

あたりが暗いから尚ひときわ輝き立つ神社の仮設テント。今年から高効率白色蛍光灯に全面改装されてしまったらしい。破魔矢、お守り、お札、などの正月グッズを並べた空間は氏子さんの白装束も相俟って一段と白さが映えている。1500ルクスはあるだろう。おまけに背景の横断幕が白と水色。これも○○マートのようなコンビニ看板を思い起こさせる。この白い発光テントは神代から伝わる荘厳な霊気を全く感じさせない。まるで○○イレブンとか○○キヨシの姉妹店のようにさえ見える。誰の発想か知らないけれど、きちんと裸の白熱灯に戻してもらいたいものだ。神様も夜にこんなに明るいことを喜んではいないはずですよ。さあどうしよう、地元のよしみで神社の宮司さんに苦言を申し上げようか。聞き入れてくれないだろうなあ。面倒くさいなあ。

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