街歩き・サロン

研究会サロン「蒲田」@渋谷 照明探偵団事務局

「蒲田」街歩きレビュー

2017.09.06  東悟子

真夏のプレミアムフライデーという、街が一番にぎわう日に蒲田で開催した街歩きレビュー。
蒲田の夜の印象はどうだったのでしょう。参加者18 名での意見交換会が行われました。

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街歩き前に団員の蒲田に対する印象を聞いたところ「わざわざ降りたりはしない未踏の地」「パチスロやパチンコ店が乱立していてごちゃごちゃしているが歌舞伎町のような露骨な派手さはない」「4 路線が利用でき利便性は抜群」「ユザワヤ」という意見が聞かれました。街歩き後にはこれらの印象がどのように変わった/変わらなかったのでしょうか。

サロンで挙がったJR 蒲田駅西口の特徴は、生活感があふれ夜も多くの人でにぎわう活動的な街。デザインされ統一感のある照明というのは見受けられなかったのですが、飲食店や物販店から漏れ出てくるあかりは、寄り道を誘う魅力的なものが多く、不快なものは少なかったように思えたというもの。光の犯罪者として挙がったものはJR 駅入り口の暗さや駅ビルの広告が照らされていないというような、蒲田の顔なのに暗い印象の玄関口。グレアや色温度に配慮していない街路灯や立て看板など。英雄は個々のお店から漏れてくる暖かなあかりが挙がりました。

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駅西口周辺の通りを比較したスライド
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昭和の趣が残る食堂が全員一致で英雄
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18 名の団員に参加頂きました

西口周辺から奥に続く住宅街の印象は繁華街と対照的に暗いというものでした。その暗い中で点在する飲食店が、街の行灯的役割を果たし高評価だったようです。
JR 東口は商店街、公共文化施設、パチスロ街と様々な要素を持つ街。区画整理も進み、街をより良くしていこうという試みが随所に見られたようです。従来光源の置き換えでLED を取り付けたものは 眩しく、白く冷たい印象になり悪目立ちするので、LED にするのであればきちんと輝度と色温度を考慮して置き換えるべきだという意見が聞かれました。いつもは犯罪者になり
がちなパチスロ店が意外にもギラギラしたものが少なく好印象の店舗が多かったようです。
住宅街は照明の色温度が低く統一された高級感のある新しいマンションが見られ住みたくなる街だったとのこと。
蒲田全体的な感想としては課題が明確なので、悪いところはすぐ改善できる、今後のポテンシャルが高いなど期待感が多く聞かれました。統一されていない雑多な感じが蒲田の夜の魅力を創出しているとの意見もありました。
行く前と後で街に対する印象が良くなった人が多数派のように感じました。(東悟子)

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