街歩き・サロン

街歩き:クリスマスイルミネーション

第59回街歩き:東京イルミネーション巡り

東京都心の冬のイルミネーションと街並みを見て回ろう
2017/12/20  萩元悠里子+坂口真一+三浦大輔+加藤将

冬の風物詩といえばイルミネーション。東京では様々なイルミネーションが夜の町を彩っています。今回の街歩きは都内のイルミネーションを見て回り、その人を引き付ける魅力とは何かを調査してきました。

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有楽町駅周辺の緑のイルミネーション

冬の風物詩として定着したイルミネーション。毎年様々に趣向を凝らしたものが街を華やかに彩り、点灯式はテレビのニュースでも放送されるほど。これまで探偵団ではいろんな街歩きを行ってきましたが、冬の大きなイベントの一つとなり多くの人がその温かみ?を求めて訪れるイルミネーションの街歩きはありませんでした。今回、何故人はイルミネーションに集まるのか?イルミネーションに犯罪者はあるのか?等に着目して、丸の内と六本木界隈を街歩きしてきました。

駅前広場
東京駅前広場のイルミネーション
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シャンパンゴールドを基調とした丸の内仲通り
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既存の街路灯をクリスマスの演出に転用

■1班:東京駅+丸の内周辺 
1班は面出団長他5名で東京駅周辺のイルミネーションの調査を行いました。ルートは東京駅丸の内広場→行幸通り→丸ビル・新丸ビル→仲通り→東京国際フォーラム→有楽町駅周辺。
丸の内広場・行幸通り・仲通りでは200本以上の街路樹がシャンパンゴールドのLEDで彩られていました。華やかで高級感ある丸の内周辺のブランドショップとイメージがあい、皆さんが英雄に挙げていました。また、街路樹が風で揺れると照明が枝で見え隠れし、キラキラ点滅しているように見え、これが計算であればすごいという話が上がりました。
続いて新丸ビル7階テラスから東京駅を俯瞰してみました。色温度が低い照明で統一されている上品な感じの丸の内側や、多彩なお店やビルがあるにぎやかな八重洲側を比較することができ、上からゆっくりイルミネーションをみるのも素敵だと感じました。丸ビル1階には10mを超える大きなクリスマスツリーがあり、15分毎にショーが行われていました。人が多く集まっていましたが、ショー自体はあっけなく終わってしまい残念という声もありました。
仲通りや三菱一号館のイルミネーションは既存の植栽ライトアップとイルミネーションが混在しており、イルミネーション点灯時には既存のスポットライトは消したほうがよいという意見があげられました。
有楽町駅周辺ではLUMINEが写真スポットを用意しており、SNSを意識した感じがありました。東京駅周辺とは違うみどり色のLEDで統一され大人な町を演出しているようでした。駅前のディズニーコラボクリスマスツリーと有楽町マリオンのイルミネーションも、既存の柱やポールライトを使用していて経済的でよいという声もありました。
今回、東京駅から有楽町駅にかけて調査を行いましたが、地域のイメージに合わせたイルミネーションを行うこと、既存の設備との共存を意識して計画を行うとよりよいものになると感じました。(萩元悠里子)

■2班:東京駅+丸の内周辺 
2班は1班同様、東京駅から有楽町駅までの街歩きを行いました。
東京駅周辺は、ミチテラスイベント前でしたが、駅前広場が開業したばかりということもあり、多くの人出でした。温かみがある光の中で統一された広場の中で、一際色温度が高いバス停は違和感があり、何故色温度を合わせられなかったのかという意見がありました。また丸ビルのテラスから丸の内駅舎をみると、その後方に見える八重洲にある広告看板がとても目立ち、これを犯罪者だという意見が多く、全体の雰囲気を大切にするならこういった広告看板もある程度の規制が必要なのではと感じました。
丸の内仲通りのシャンパンゴールドのイルミネーションは落ち着きがあり、人々も温かみを求めてか集まってきます。カラフルなものもいいですが、こういう統一感もよいのではと感じました。色温度が違う埋め込み照明や角度がおかしく眩しいスポットライトなどが犯罪者に挙げられました。
有楽町駅周辺では、既設のポールライトを活用したイルミネーション照明があるなど、カラフルな赤と緑のバランス等、東京駅周辺よりはカラフルでにぎやかな感じがします。眩しいほどの赤いものもありました。
イルミネーションにもそれぞれの場所の特徴や地域性を活かしたものを各所で展開し、それに人々は引き寄せられているのではと感じました。そういったイベントを開催するときに既存の照明に対する一工夫があるともっと良くなるのではと感じた今回の街歩きでした。(坂口真一)

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葉がついていない幹を緑で照らす おどろおどろしい雰囲気に
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SNSを意識したフォトスポットが点在
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六本木ミッドダウン芝生広場のイルミネーション
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時間で色が変化する六本木けやき坂のイルミネーション

■3班:六本木界隈 
イルミネーションは全国各地でさまざまな形で行われています。その中で、六本木のイルミネーションは、人が移動しながら見て楽しめるスポットになっています。3班は「六本木ヒルズや東京ミッドタウンなど有名なイルミネーションスポットを回遊する街歩きを行いました。
六本木ヒルズ近くのけやき坂のイルミネーションは、時間によって色が変化する仕掛けが施されています。白と赤2種類のライトアップが交互に変化し、同じ場所でも雰囲気がガラリと変化する様子が豪華で美しかったため英雄だと声があがりました。班内では白と赤のどちらがより英雄か議論になっていました。私は白色がより英雄と感じました。
東京ミッドタウンでは、鮮やかなイルミネーションイベントが開催されていました。芝生公園へ続く通路にはLEDでデコレーションされた煌めく木々や木の枝をワイングラスに見立て装飾したものなど、様々なイルミネーションが施されており、歩きながら楽しめました。ただ、植栽のスポットライトがLED装飾がされていない木の枝を照らしており、犯罪者として挙げられていました。
スヌーピーミュージアムでは、スヌーピーが動いて見えるイルミネーションが施されていました。また、閑静な住宅街の中ということで、イルミネーションが建屋の内側のみに配置されており、敷地外に向けて光が漏れないようになっており、いわゆる「光害」に配慮されているようでした。
ミュージアムを後にして閑静な住宅街を歩いている時、ふと脇道を見たところ、東京タワーの優しい光を見つけました。イルミネーションという非日常の中でいつも見ている優しい光もまたほっとする美しさがあるなと感じました。
六本木のイルミネーションには様々な工夫がみられました。照明に色々な意味を付加することにより日常とは異なる非日常を演出し、人々はそこに感動を求めてイルミネーションを楽しんでいるのではないでしょうか。閑静な住宅街から時折顔をだす東京タワーの優しい光のように日常の光に安らぎを感じる人々も、普段と違う煌びやかで美しい、非日常的なイルミネーションに魅せられるのではないかと感じた街歩きでした。(三浦大輔)

■ 4班:六本木
4班は、3班と共に六本木を街歩きしました。
まず訪れた六本木ヒルズには、蝋燭の灯りを模したフィラメントで形成されたクリスマスツリーがありました。フィラメントが蝋燭の火のように揺らいだり消えたりする演出が好評価でした。しかしクリスマスマーケット内に作られた自動車展示スペースでは、対象物となる車に照明が当たっておらず、逸れた光源が通行する人の目に入るということで犯罪者に挙がりました。
次に向かったけやき坂通りでは、街路樹のイルミネーションが、時間によって白と赤橙に変化するオペレーションになっていました。特に赤橙に光っている時は、寒い冬でも暖かい気持ちになるという意見が多く英雄に挙がりました。
次に毛利庭園へ向かいました。背の低い樹木を装飾する光が庭園内の池に反射し、奥行のある景観となったことから英雄に挙がりました。
趣向を変えてスヌーピーミュージアムにも立ち寄りました。誰もが「可愛い」スヌーピーに期待を寄せていましたが、待っていたのは「悪」のスヌーピーでした。スヌーピー像に対し足元からライトアップすることで、口元は明るく、目元は暗くなってしまい、悪巧みをしているかのようになっていました。
最後に訪れた東京ミッドタウンでは樹木をピンクの光で装飾するイルミネーションを行っていました。光源にキャップをすることで輝度が軽減され、それが柔らかな光を放ち、その光の色が桜を連想させるということで英雄に挙がりました。
昼間はビルに囲まれ無機質な印象を受ける六本木ですが、夜間は光という化粧をまとい人間味を感じさせる雰囲気を醸し出していました。そこに癒しや期間限定の特別感を求めて、イルミネーションに人が集まるのではないかと感じました。(加藤将)

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街歩きの趣旨説明に耳を傾ける団員
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懇親会での意見交換

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