ライトアップニンジャ

第6回 ライトアップニンジャジュニア@ Singapore

2008年10月11日

照明探偵団シンガポール支部では、シンガポール建築家協会(SIA)の主催する建築祭“Archifest08”の参加イベントとして“Light Up Ninja Junior”を主宰しました。3年ぶりのLight Up Ninjaは子供が主役というなんとも愉快な、はたまた予測不能なワークショップとなったのでした。

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照明探偵団ニンジャロゴとarchifest08ロゴのコラボレーション。4-13歳の子供を募集すると瞬く間に満員御礼。

照明探偵団史上初となる子供のためのワークショップ

“Light Up Ninja Junior”はSIA(Singapore Institute of Architect)が主催する“archifest08”というイベントの一環として開催することになり、照明探偵団史上初となる子供のためのワークショップということで、新たなる展開への期待と、果たして企画が成功するのかという不安が交錯していました。

ワークショップの場所はいろいろな議論の末、N Parks(国家公園課)の支援を受けて、国立植物園Singapore Botanic Gardens内にあるJacob Ballas Children’s Gardenとなりました。

4歳から10歳までの、30人の子供達とどういう光の遊びをしようか。子供が相手ということで、普段のワークショップでは気を配ることがないようなことを様々に想定しながら、子供たちと光が戯れる様子を思い描きました。そして、子供達が自分で作った行灯を園内の要所に置き、ほのかな光を実感する、個々に持った懐中電灯でいろいろな樹木をライトアップして練り歩くという二つのプログラムを用意しました。

いよいよ日が暮れて、行灯とライトセーバーを持って園内をパレード。なんとパレードには暗闇から突如現れたニンジャも参加しました。

ニンジャは光で照らされることが苦手なのだと知ると、持っている行灯やライトセーバーで一斉に照らして、ニンジャのうろたえる姿に子供たちは大喜び、闇の中に潜めないニンジャはなんとも惨めな姿でした。そしてそんな中集合写真を撮影して無事にフィナーレを迎えたのでした。

最終的には当初のプログラムとは違う内容となったのですが、それもまたよし。何より子供達が光で遊ぶことを覚えて帰ったようで今回のワークショップは大成功でした。シンガポール支部の団員、お疲れ様でした。そしてご協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。

(服部祐介)


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子供達はまだ少々緊張気味。「残念ながら今回は本物のロウソクを使うことが出来ないので、LEDのロウソクを使います」と面出団長。
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制作を開始。隣の様子をうかがいながらもおそるおそるペンを握る子供達。3分後には何の躊躇もなくペンを走らせていました。

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ライトセーバーではしゃぐ子供達の中に面出団長の姿を発見。いつまでも少年の心を忘れずにいることは大切ですね。
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みんなそろっていざ点灯。子供は純粋にヒカリモノが好きなようです。歓声が沸きあがる中、指揮をとるのは団員のBrian

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園内をパレードで巡回したあと、暗闇の中で集合写真。パレードに突如参加したニンジャもみんなと記念撮影。
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照明探偵団にとっても子供達にとっても初めての経験となり、思わぬ発見があった今回のワークショップ。みなさんたいへんよくできました◎

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