探偵ノート

第46号 – “照明デザイナー”と“照明プランナー”の定義

Update:

テーマ『“照明デザイナー”と“照明プランナー”の定義』

Interviewer: Karen Huang

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Karen: 面出さん、今日は“照明デザイナー”と“照明プランナー”の定義についてお話したいと思います。というのも“照明デザイナー”という肩書の方向性やコンセプトをどのように定義できるかということを考えていたからです。私の考えでは“デザイナー”と“プランナー”とでは少し違うように思います。“デザイナー”は挑戦的な仕事であっても、仕事においてもっとクリエイティブで革新的なアイディアを追求すべきである感じがしますが、“プランナー”は要求や規制に対しての正確さを支えている気がします。 “デザイナー”は芸術分野に近いとするならば、“プランナー”はエンジニヤリングに近いと言えるかもしれません。もちろんこれは私の考えですが。私たちの会社名は“ライティングプランナーズアソシエーツ”です。“デザイナー”ではなく“プランナー”を選んだ理由は何だったのですか。

面出: “プランナー”という言葉は変?社名を考えていた時のことははっきり覚えているよ。ポールマランツに“ライティングプランナーズアソシエーツ”という名前はをどう思うか聞いてみた。そしたら彼はなぜ“面出ライティング”にしないんだと言ったんだ。この答えに僕はとてもびっくりした。自分の会社の表記に自分の名前を使うことはしたくなかったからね。アメリカでは“デザイナー”という言葉を使うのはあまり一般的ではなく、“照明コンサルタント”と呼ばれていた。

Karen: それは“言葉”がそれぞれの国や社会の視点を反映しているということですよね。
例えばほとんどのクリエイティブな人たちは“デザイナー”と呼ばれ、プロジェクトに反映される革新的で斬新なアイディアを生み出そうとします。“コンサルタント”と呼ばれる人たちはソリューションを提案するコンサルティングの立場に立つことを好むような気がします。

面出: そうだね。コンサルティングは様々な分野で広い意味を持っていると言えるよね。コンサルタントは経験に基づき人々をガイドし、適切なソリューションを提供する人のように思う。コンサルタントは解決策を提供するかもしれないけど、誰かを訓練するわけではない。 それは僕の意図したゴールでもない。社名を考えている時“デザイナー”か“プランナー”のどちらを使うべきか考えたよ。

Karen: “デザイナー”は創造的で芸術的な印象を与えるのに対し、“プランナー”は仕事を進めるのに体系的で計算的な印象があります。照明デザイン分野ではプランナーはエンジニヤリングに近く、施工の詳細にもっと焦点をあてている気がします。

面出: それは面白い視点だけど、同意はしないな。“デザイナー”と“プランナー”どちらもエンジニヤリングと芸術の両方の範囲に立つべきで、クリエイティブであるべきだ。社名を決める時に、僕にとっては“プランナー”より“デザイナー”の方が軽い気がしたんだよ。
40年前に美大でデザインの勉強したんだけど、当時デザインは装飾と思われていて、メインコースのスパイスだと思われていた。この狭い視野に僕は反対なんだけど。
今は“プランナー”ではなく“照明デザイナー”と呼ばれても気にしないけど、LPAは単に芸術的で概念的な集団ではありたくない。

Karen: その通りですね。いくつかの“言葉”には説明や定義することが難しいものがありますが、自分たちのやり方や何に到達するかがもっと大事ですね。今日は面出さんとこのような意見交換ができてうれしかったです。

面出: 言葉を説明するのは難しいね。今日の僕の話は将来に対しての期待かもしれないね。

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