照明探偵団とは
照明探偵団は1990年に照明デザイナー面出薫を団長に結成された、フィールドワークを主体とした照明文化研究会です。依頼主のない世界中の光環境調査を継続的に行い、より良い光と人間の未来を語り合うための様々な活動を行っています。
光、あかり、照明に関わるあらゆる事象を文化として捉え、光環境調査を軸とした実践的フィールドワークを通じて、より良い光と人間の未来を語り合うための非営利の照明文化研究会です。
世界中の都市は今､溢れんばかりの光に満たされています。20世紀に街はどんどん明るくなりました。安全で高効率な光環境を手に入れた反面、明るすぎて闇を失った都市では｢光害｣や｢騒光｣という言葉さえ使われるようになりました。
照明探偵団の目指すものは光の量から質への価値の転換です。繊細な光の質にこだわり、ローカルな光の文化を楽しみながら育むこと。そのために照明探偵団は世界中の有志に対話のプラットフォームを提供しています。
照明探偵団のコンセプト
展望：世界中のローカルな光文化を尊重し、そこから得る知識やインスピレーションを共有するためのプラットホームを提供します。
使命：異なる照明文化のアイデンティティーを尊重し、相互の交流を楽しみ、そこから学び、そこから考えるために活動します。
目的：未来にあるべき「光、あかり、照明」と、その輝かしい光文化について語り合います。
発展し続ける活動
現在フィールドワークは東京から地方諸都市へ、そして世界各都市へと発展しています。
また、探偵団への一般入団希望者の要望に応え、1995年末からは連続実践講座「あなたも照明探偵団！」(東京デザインセンター)を始め「夜景ウオッチングツアー」「ライトアップニンジャ」「街歩き調査」などの誰でも参加できるイベント、「照明探偵団・展」(銀座TEPCOギャラリー)の開催、「照明探偵団倶楽部通信」の発行など活発な活動を続けています。
この活動は新聞や雑誌の記事・テレビ番組などでも広く紹介され話題を呼んでいます。
運営事務局のご紹介
照明探偵団の活動事務局は、㈱ライティング プランナーズ アソシエーツ内に設置されています。
光の環境調査活動や企画のための打ち合わせなどは活動事務局を拠点にしていますが、もともとフィールドワークを主体に考えていますので、場所を選ばず積極的に街に出ることにしています。
照明探偵団員としてより積極的な参加を望む人たちのために、1997年夏より「照明探偵団倶楽部」を設立し定期的な会合、街歩き調査、通信の発行などの活動を行っています。現在倶楽部員は500名ほど、学生から主婦まで幅広い方が集まっています。
㈱ライティング プランナーズ アソシエーツ
〒104-0051 東京都中央区佃1-11-8-1Ｆ
TEL:03-4500-6380 FAX:03-4500-6383
照明探偵団へのお問い合せは、こちらのページからどうぞ
協賛団体
照明探偵団の活動は日本を代表する照明産業関係26社のご協賛を得て行われています。
ルートロンアスカ
ウシオライティング株式会社
岩崎電気株式会社
スタンレー電気株式会社
株式会社 Luci
株式会社遠藤照明
カラーキネティクス・ジャパン株式会社
パナソニック株式会社
ERCO / ライトアンドリヒト株式会社
大光電機株式会社
株式会社Modulex
エイテックス株式会社
東芝ライテック株式会社
コイズミ照明株式会社
株式会社ネオ ・ ストラクト
シグニファイジャパン合同会社
株式会社湘南工作所
トキ・コーポレーション株式会社
株式会社レイオス
DNライティング株式会社
株式会社YAMAGIWA
山田照明株式会社
ルイスポールセン ジャパン 株式会社
三菱電機照明株式会社
株式会社 FEELUX JAPAN
日亜化学工業株式会社
ナカ工業株式会社
毎年12月にはご協賛各社の皆様方をお招きし、1年間の活動内容の報告や次年度の活動計画について面出団長から発表するパーティーを行っています。
今後とも、皆様のご理解とご協力をお願い致します。
