こどもワークショップ

こどもワークショップ: 東京川巡り 日本橋川+神田川+隅田川

東京川巡り 日本橋川+神田川+隅田川
2022.10.22  瀬川佐知子+河野真実+東悟子

「あかりの日」翌日の10 月22 日、約3 年ぶりにこどもワークショップを開催。コロナでずっと開催できずにいましたが、今年は是非再開したいとの想いで企画を立ち上げました。
今回のワ―クショップは「川巡り第2 弾」として、2016 年に行った日本橋川~神田川~隅田川の川巡りを再度行いました。普段こども達はなかなか見る機会が少ない東京都心の夜景を川からの視点で見てみようというものです。当日は子ども11 名、スタッフを含む大人15 名、計25 名で川巡りを行いました。

懐中電灯の光で反射する水面
真っ暗なお茶の水分水路の中を覗く


参加者は薄暗くなった日本橋に集まり出航。日本橋川を西に進みます。日本橋川の上はほとんど首都高が通っており、広い空を見ることはできません。首都高からは高圧ナトリウムランプのオレンジ色の光が時折漏れてきていました。

また、日本橋川は古い橋から新しい橋が多くかかっているため、橋や高速道路の「裏」をたくさん見ることができます。そういった「裏」を「自分が好きな光になるにはどう照らしたらいいかやってみよう」という面出団長の声で、持ち込んだ懐中電灯で好きに照らしてみました。参加したこども達は小さい子も多く、深く考えて照
らすことは少なかったですが、真っ暗な水面に光を当てると岸にキラキラと動く水面が映つり、偶然できた光の現象を楽しんでいました。

神田川に近づくとこれまで頭上にあった首都高がなくなり、空が広くなり、あまり見えなかった川岸のビルやお店の光がよく見えるようになりました。

ワークショップ開催日が土曜日だったためオフィスビルの光はあまりありませんでしたが、水道橋駅、御茶ノ水駅付近など自分たちの上を走る電車からの光も楽しみながら進みました。途中、水道橋付近にある真っ暗なお茶の水分水路に船を近づけて、それぞれ懐中電灯で照らしたり、大きな声を出して響く声を試したりしてみました。

神田川に近づくとこれまで頭上にあった首都高がなくなり、空が広くなり、あまり見えなかった川岸のビルやお店の光がよく見えるようになりました。ワークショップ開催日が土曜日だったためオフィスビルの光はあまりありませんでしたが、水道橋駅、御茶ノ水駅付近など自分たちの上を走る電車からの光も楽しみながら進みました。途中、水道橋付近にある真っ暗なお茶の水分水路に船を近づけて、それぞれ懐中電灯で照らしたり、大きな声を出して響く声を試したりしてみました。
写真などでよくみるお茶の水切通と聖橋は御茶ノ水駅の工事のため、あまりみることができま
せんでしたが、浅草橋周辺ではたくさんの停泊した屋形船をみることができました。

神田川を抜けて隅田川に合流すると北東に普段とは違った緑と水色が混ざった色味にライトアップされたスカイツリーが見えました。隅田川は、日本橋川や神田川とは全く違い、波もあり、少し揺れながらの川巡りとなりました。数は多くありませんでしたが、すれ違うほかの船の光もそれぞれ違い面白かったです。また、隅田川では両国橋、新大橋、清洲橋、隅田川大橋、永代橋など大きな橋が架かっており、それぞれ特徴がある色や光などで照らされ、普
段ライトアップをあまり見たことがないこども達は今までとは違うダイナミックな光を興味深日本からだけでなく、中国からもサロンに参加頂きました真っ暗なお茶の水分水路の中を覗くそうに見ていました。

約90 分の川巡りも最後は再び日本橋川へ。終盤は大分寒くなりましたが、アッという間の川巡りとなりました。こども達には心に残った写真とコメントを後日送るという宿題を出し解散となりました。

今回のこの川巡りがこども達にとって普段体験できない「ひかりの冒険」として心に残り、普段の生活の中で少しでも光に興味を持ってくれると幸いです。こども達の今回の感想をFacebook にあげていますので、是非そちらもご覧ください。 ( 瀬川佐知子)

25 名の参加者

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