街歩き・サロン

第15回照明探偵団街歩き 横浜港大さん橋国際客船ターミナル + 赤レンガ倉庫編

2002年8月19日

街歩き2002:横浜港大さん橋国際客船ターミナル + 赤レンガ倉庫編
街歩き2002:横浜港大さん橋国際客船ターミナル + 赤レンガ倉庫編

話題の建築が次々オープンした横浜 MM 21地区。今回の街歩きでは、4月に文化・商業施設としてリニューアルオープンした赤レンガ倉庫と、6月に部分開業した国際客船ターミナルに行ってきました。当日は台風13号の影響で開催が危ぶまれた街歩きでしたが、幸い集合時には雨もおさまり一安心でした。

まず、最初に訪れたのは大さん橋国際客船ターミナル。この建築は、 ‘ 95年の国際コンペで 1 等案として選出された foa の設計によるもので、柱や梁の無いその有機的形態が話題になりました。全長約 430m 、幅 70m の巨大な施設が海に突き出すように延びて、波打つ床面は全てウッドデッキで覆われています。全体としては、まるで大きな空母が漂着しているような印象です。さて、これだけ斬新なデザインの建築なのだから、その照明は…!と、期待して見に行ったのですが、その第一印象はまず暗い、ということ。ことに屋上広場は24時間開放されているのに、その明かりには約3mの「く」の字型のポール灯が設置されているのみで、閑散とした感じがしました。照度を計ってみると、ポール灯から離れた所で 0.2 ~ 0.3 ルクスと満月の夜の明るさほどでした。残念ながら新しい光というのは見当たりませんでしたが、特筆すべきは、その屋上広場からの眺める MM21 の夜景の美しさ。対岸の赤レンガ倉庫や横浜ベイブリッジなどのライトアップまで見えて、団員の皆さんも周囲の景色には目を奪われたようでした。

そして、大さん橋から徒歩にて赤レンガ倉庫へ。ここは1989年に倉庫としての使用が禁止された2棟が、1号館は文化施設、2号館は商業施設として再生されたものです。光の印象としては、建物の鉛直面がライトアップされているのみで、十分に明るく感じられました。ただ、団長からはアップライトしている床埋込みの器具のグレアがひどくて、段差を踏み外しそうになるとの意見も。それでも大さん橋とは対照的に、色温度がオレンジ系の暖色で構成されていて、なかなか居心地よく思えました。
今ホットな横浜、まだ足を運ばれていない方は、ぜひ1度ご探訪あれ!

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