団長からのあいさつ

2018年照明探偵団の展望と活動予定

面出薫-Kaoru Mende(照明探偵団 団長)

面出 薫(めんで かおる)
照明デザイナー

1950年東京に生まれる。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。
1990年株式会社 ライティング プランナーズ アソシエーツを設立、代表取締役。
住宅照明から建築照明,都市・環境照明の分野まで幅広い照明デザインのプロデューサー、プランナーとして活躍するかたわら、市民参加の照明文化研究会「照明探偵団」を組織し、団長として精力的に活動を展開中。

北米照明学会・国際照明デザイン賞・優秀大賞、国際照明デザイナー協会賞・最優秀賞、日本文化デザイン賞、毎日デザイン賞などを受賞。現在、武蔵野美術大学客員教授、東京藝術大学、東京大学などの非常勤講師。日本建築学会(AIJ)、都市環境デザイン会議(JUDI)、北米照明学会(IES)、国際照明デザイナー協会(IALD)、日本デザインコミッティ(JDC)会員。著書に 『あかり楽しんでますか』(東京書籍)、『照明デザイン入門』(共著,彰国社)、『建築照明の作法』(TOTO出版)、『世界照明探偵団』(鹿島出版会)、『都市と建築の照明デザイン』(六耀社)、『陰影のデザイン』(六耀社)など。

2017年は2002年の東京から始まった世界中の都市を巡回するワークショップイベント、「世界照明探偵団フォーラム」が再び日本に戻ってきた年でした。6月8日~10日の3日間、海外コアメンバーも京都に集合し、京都市の後援をいただき、平安神宮や松原通りのライトアップ実験も行い、大成功のイベントでした。
ご支援いただいた皆様に感謝いたします。

2018年は照明探偵団に関わる出版を企画します。照明探偵団の使命や役割を紹介し、これまでの探偵団活動の成果をまとめたA-Bookと、世界中で探偵団活動を楽しむためのハンドブックB-Bookの2冊の同時発刊です。多分出版は2019年になってしまうだろうと思われます。

2018年には以下に示す5種類の探偵団活動を展開していく予定です。

①街歩きとサロンの開催

街歩きとサロンは探偵団の基礎活動です。年に3~4回のペースで行っていきます。
2018年には屋外の環境だけでなく、テーマに基づいた施設も調査対象としていきます。また今年出来なかった地方都市への出張街歩きなども企画したいと考えています。

②国内・海外の照明調査

国内外の特徴的な光環境を継続的に調査し、世界に対して情報発信しています。2017年はインドや北欧など、積極的な海外調査を行いましたが、2018年もさらに探偵団Webの中のWorld Lighting Journeyというページを充実させていくつもりです。

③こどもワークショップの開催

2017年には「こどもワークショップ」を積極的に行うことができませんでした。しかし照明探偵団はこどもの情操教育が大切だと考えていますので、2018年にはこれに積極的に推進します。こどもワークショップ・マニュアルを作成し、ワークショップの手法を確立して行きたいと思います。皆さんのご家族や近隣の子供たちも積極的にご参加ください。

④探偵団Webの活用と、新規の出版企画

照明探偵団Web (http://shomei-tanteidan.org)を大幅に刷新して3年が経過しました。多くの方々からアクセスをいただき、国内外の団員の距離が一気に縮まりましたが、まだまだ改善の余地があります。皆さんからのご意見やご期待を聞かせてください。
また、2018年には探偵団活動の思想や方法論を解説する書籍の企画編纂に着手したいと考えています。2019年の出版になるはずですので、ご期待ください。

⑤世界照明探偵団フォーラムの展開

2017年6月に、京都市の後援をいただき、京都大学、京都造形芸術大学、京都市立芸大、京都工芸繊維大学などの協力のもとに、京都大会を成功させました。次回は2018年10月に南米チリの首都サンチャゴ大会が決定しました。地球の反対側ですが、皆さんもこの機会に一緒にサンチャゴに行きませんか?

2018年1月1日
照明探偵団・団長
面出 薫

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