経済の中心として発展してきたベトナム最大の都市、ホーチミン市。現在この街はいたるところで工事が行われ、新しい景観へと変化していくまさにその途中にある。街は、そして光環境は、今後どのような変貌を遂げていくのだろうか。
現在のところホーチミン市で一番高いビルからみた街の風景。工事中だらけのこの街では、工事現場の光も都市の夜景の中でひとつの要素となっている。さらに高層のビルが建つまでそう遠い話ではない。
ホーチミン市の道路の主役は途切れることのないバイク。通り照明の主役も大きな車道用ポール灯とバイクの光のみ。歩道の存在は忘れられられているのかも。
通りに面した食堂からナイトマーケット、そしてデパートの中、どの店にも蛍光灯の光が溢れている。LEDが存在感を示し始める前のアジアの光景がここにはある。