街歩き・サロン

第74回サロン: 学芸大学街歩きレビュー

2025.11.10 東悟子

10月に開催した学芸大学街歩きのレビューを行いました。事務局には13名、オンラインは4名、総勢14名での振り返りの会となりました。

オンラインでの参加者もあわせて、18名の参加

今年2回目となる事務局でのサロンは、学芸大学街歩きのレビュー。街歩きで分かれた3つの班の各リーダーから報告がありました。
学芸大学駅は、今までの街歩きで一番コンパクトにまとまっている街だったと声が上がるほど、駅、商店街、住宅が隣接したエリアで、街歩きも90分と短めだったのですが、いろいろな表情が見られる街歩きでした。サロンでも同様の声が様々聞かれました。また学芸大学には大学がない!が一番の驚きだったとの声も。調べると実際に学芸大学があったのは1964年までで60年前には移転していたとのこと。学生街だと思って歩き始めたら、意外にも学生の姿は少なく、ファミリー層や若い社会人が多い街という印象でした。

サロンで多く聞かれた感想は『新旧が混在している街』、『街路灯が凝っている』『高架下の開発がおしゃれ』というもの。
とくに街路灯は他のところで見かけたら、デザインが凝りすぎていて、色温度も統一されていないのでちぐはく感があり、犯罪者になりそうなのですが、この街では圧倒的に英雄の意見が多かったように思います。凝った意匠と街の雰囲気があっている、昭和的な面影を今に伝えているというようなポジティブな意見多数。一方そんな街路灯もランプが切れていたり、危ない使い方をしていたり、メンテナンスが行き届いていない箇所も散見され、その点は犯罪になっていました。
コンパクトなエリアに商店街が集まり、昔ながらの日本っぽいお店と新しくできたおしゃれなお店と隣り合わせに立っており『Timu Out』で選ばれても納得の外国人観光客が短時間で満喫できるいい街のように思いました。

サロンでは街歩きを行った後に、再度集まって街歩きのレビューをしています。街歩き当日ではなく、改めて考えをまとめることにも意味があるのではないかと思い続けております。また、居酒屋さんのようなワイワイしているところではなく、探偵団事務局でゆっくり照明談義をするというのも一つの目的でもあります。街歩きに参加してなくても、最近照明で思っていることや見に行ってみたい街の情報共有の場でもありますので、まだ参加したことがない方は是非一度ご参加ください。
おいしい食事を用意してお待ちしております!
来年1月9日(金)には2025年の活動報告会を予定しておりますので、そちらも是非ご参加ください。(東悟子)

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