1999年6月11日
面出団長と今気になる光を語り合おう、ということで、照明探偵団事務局があるLPAで行われた研究会サロン。会場が手狭になるほどたくさんの団員が集まりました。面出団長から最近単独探偵してきたマツモトキヨシの探偵レポートがスライドを交えて行われ、団員達と意見のやりとりが行われました。マツモトキヨシの高照度ぶりはコンビニをはるかにしのぎ、一見怪しい挙動を伴う探偵活動をとがめられることもなく、さすがの団長も驚いた様子。はたして強烈な光の洪水を伴ってますます増殖を続けるのでしょうか、マツモトキヨシ。
次に戸恒団員と坂尾団員が話題の夜景スポット、お台場の観覧車を探偵してきたレポートがビデオを使って行われました。次々とネオンのパターンが変わる観覧車の照明は10分で1サイクルとのことで、定点撮影で全てのパターンが撮影されていました。実際に見たことのある団員は割と少なく、「思っていたよりきれい、見に行ってみたくなった」との声も。ヒカリモノ紹介では、大隈団員から、自然のものを使って小さな照明器具を手作りしているお知り合いから借りてきたという、ほおづきやひょうたんと豆電球を使った小さなスタンドが紹介されました。あまりの美しさと精巧さに、一同、次回のサロンには作者の方を是非お招きしよう!と盛り上がりました。また、光を見るとハートや雪の結晶が見えるメガネや、光を通すと虹色に光るシートなども紹介されました。レインボーカラーの電球をうまく活用する方法としてトレーシングペーパーで囲うと美しいグラデーションが出るとか、大隈さんのスタンドをハートの見えるメガネで見ると面白い、などそれぞれが持ち寄ったヒカリモノを組み合わせたり新しい楽しみ方が考え出されたりしました。