2003年8月11日
今回は、お台場の大江戸温泉街歩き、 NYライトフェア、バリ、ミルウォーキー美術館、オアシス21、のそれぞれの報告と、「100万人のキャンドルナイト」の紹介がされました。
大江戸温泉街歩きの報告から始まり、心は昔なつかしの日本風景の再現・舞台としての劇空間に安らぎを覚えたかと思いきや、その後の報告では、 NY、BALI、MILWAUKEE、と世界中を飛びまわるインターナショナルな報告で、今回も盛りだくさんな楽しい時間が過ぎていきました。
海外旅行経験の少ない私にとって、海外事例の報告は特に興味深く、今回のたくさんの報告は私の旅行欲を駆り立たせるものばかりでした。その中でも「バリ島の光」報告では、現実逃避リゾート地という特殊な世界での光環境ということでとてもおもしろかったです。技術的には素朴で大雑把な光環境であるのに「バリ」という空間では、裸電球もそれが正しく、橙に染められる部屋のあかりは自然の夕日の名残に見えました。
そののちに聞く、ところ変わって MILWAUKEE美術館・オアシス21報告では、バリとの時代も変わったような近代最先端建築な報告で、まだ来ていない近未来を見ているような錯覚がありました。
最後に「電気を消して、キャンドルの灯で夜を見つめてみませんか?」といった〔 100万人のキャンドルナイト〕の報告があり、報告会は終了しました。
楽しい時間に満足に帰ってからは、さっそく〔 100万人のキャンドルナイト〕に参加し、家中の照明を消して、キャンドルのあかりだけでゆったり時間を満喫しました。ちいさなことで光の暖かみ、大切さをしみじみと感じられる素敵な時間となりました。