2012年5月8日 内容:二子玉川街歩き報告
4月におこなった「二子玉川、住宅街のあかり」の街歩きの報告をLPA2階でおこないました。 各チームごとに歩いた感想をパワーポイントなどにまとめ、発表しました。
調査発表
2 班毎に同じ地区を歩いたのですが、同じ道を暗くて不安だと感じる班があったり、現状でちょうどいいと感じる班があったりと、性別、年齢などにより、同じ灯りでも感じ方は様々でした。生活に密着している住宅街のあかりが焦点だったからなのか、出席者20 名でも多様な意見が聞かれました。個人の明るさに対する好みがよく発表内容に反映されていて、さまざまない人が行きかうパブリックな場所を照明計画していくむずかしさが、出席者の意見の違いからも感じられました。
発表内容で特に印象に残ったのは、『暗いのに眩しい』という意見。谷川緑道沿いは路面照度3~5lx と低い照度なのですが、街路灯のあかりは全方向にでるタイプなのでこのような街路灯としては最悪の評価につながったのだと思われ ます。また公園のポール灯も、人がいないのに煌々と照らしており、無駄な光を灯しているとの声も。 また思いのほか、住宅周辺に青色LEDを多用することに対する反対意見が多かったことも驚きでした。
発表に際して、みなさんよく話し合われており、照明について語り合うということに真摯に取り組まれていて、身が引き締まる思いでした。