2011年2月2日
少人数で丸テーブルを囲むサロン
5年ぶりに照明探偵団事務局に団員を招き、軽食をつまみながら、自由に意見交換や議論をし、光について語り続ける面出団長と団員達
以前行われていたカジュアルに照明について語る場をもう一度という声にお応えして、事務局の丸テーブルにて照明探偵団サロンを復活させました。今年第1回目は1月に行った街歩きのレビューと団員ひとりひとりが話したいこと、発表したいこと、疑問に感じていることをに語り合いました。
第40回目の街歩き発表
まず、七福神巡りを企画、実施したSquadのメンバーの撮影した写真を見ながらのレビューでした。ルートにそって、それぞれの神社の照明に対する感想を発表、今回の街歩きは「巡る」がポイントだったので、神社と神社をつなぐ道々の様子にも着目した点、細い路地は地図が読めないくらい暗かった、神社事態は味気ない照明だったり、特に考えられた照明は少なかった等の意見が聞かれました。また、神社やお寺のライトアップの先駆者である京都などは年間を通して、夜もさまざまなイベントをおこなっており、観光客を取り込むビジネスがうまいという意見もきかれました。この七福神巡りも、夜を念頭に入れるのであれば、神社ひとつひとつもさることながら、その途中の道も下町風勢ある照明を考えてもいいのではないかとの意見もありました。
街歩き企画検討
サロンの後に話し合う予定だった次回の街歩きの企画をせっかく団員が集まりましたから、内容をみんなで決めたいということになり、早速SQUADのメンバーのプレゼンテーションがはじまりました。3名の担当者がそれぞれ1案づつ企画を提案しました。桜の花見のライトアップ調査、新羽田国際空港調査、各国のレストランのあかり調査、映画の中のあかりの4案が選んだ理由と共に発表され、参加者がおのおの意見をのべました。最後は多数決となり、各国のレストランのあかり調査に決定しました。
団員の方の興味がどこに向いているのかを聞くことのできる貴重な機会となり、こういう場があれば、いつもは聞くことのできないさまざまな意見が聞くことができるのだと改めて感じました。
さまざまなバックグラウンドを持つ方々が集まり、日頃の照明に対する思いや疑問を自由に話せて、違う視点から同じトピックについて話す面白さを感じられる丸テーブルサロンでした。