天津は北京の東150kmに位置し、高速鉄道で30分で結ばれる。租界地としての歴史を持ち、英仏などの西洋建築・街並が有名。また、中国北方最大の港を備え、経済技術開発区として発展が望まれている。
駅を降りると、天津の街並をパノラマ状に見渡すことができる。租界時代の面影を継いだ西洋建築は低い色温度でライトアップされ、開発中の高層ビルとコントラストを生んでいる。
天津の歴史が伺える西洋建築。現在は銀行として使用され、夜間にはFLの電球色、ナトリウム灯のオレンジの光でそれぞれの建物が華やかにライトアップされる。
繁華街でもあちこちで建設が進められている。昼間の街は買い物客と工事作業者でごった返していた。夜間はスクリーンの大胆な光や広告のネオン管、提灯のカラフルな光で溢れている。工事中の建物が完成するとますます活気づくことが予感される。