都心に位置し、多数の文化施設と史跡を内包する上野の森。そこには光の溢れる繁華街とはまた違った東京の夜があるはずだ。暗く沈む夜の木々の間から明るい空がのぞくその場所には、静寂の中に喧騒が紛れ込み、緩やかに共存している姿があった。 JR駅から上…
高架に隠された日本橋川、川幅が広く開放された隅田川、いずれの川にも各々の存在を主張するかのように多種多様な橋が架かっています。そこでは特徴的な水と橋と光の風景に出会いました。 名橋「日本橋」のそばに新しく建てられた日本橋三井タワー。日本橋エ…
夜の首都高を走ると、東京の光をシークエンスとして体感することができます。ビルの合間に断続的にたち現れる東京タワー、上空まで輝く銀座のネオン街、暗く沈みこむ皇居や海。近くに流れる光と遠くにちりばめられた光が、複雑な順を追って重なり次々と表情を…
東京調査:谷中・根津・千駄木 にぎわいのあかりと生活のあかり 2014.06.25 瀬川佐知子+本多由実+山本雅文 過去の調査では東京の下町として、浅草の盛り場や神楽坂の料亭をとり上げたこともある。谷根千は東京の中心にありながら、浅草…
吉祥寺は、様々な要素が凝縮されている街だが、雑多な雰囲気がしないよう、街が整理されている。民公が手を組み積極的に進められる街作りにはどのような光のルールが隠れているか、また生活の場でもある商店、公園等の光はどのような表情を形成しているのか、…