世界都市照明調査in Switzerland Zurich ⇒ Bern ⇒ Basel 2018/04/12-04/17 本多由実+ 田窪恭子 人々が集う明かりの場を求めて訪れたスイス。待望の春の訪れを喜び、予想以上に多くの人々が朝から…
世界都市照明調査 in Copenhagen/Stockholm 2017/12/02-12/09 林虎 + 黄思濛 北半球の緯度の高い位置にある北欧4か国では夏と冬に白夜、極夜の自然現象がみられる特徴的な場所である。今回は調査日程を12…
東西文化の交点にあるイスラムの街は異色な光を放っている。バザールに輝 く光の粒子やモスク内部に攪拌された多方向な光。静まり返った闇夜に浮かぶ ミナレットと、ボスポラス海峡に映える青い月。これもイスラムの証か。 旧市街の丘の上からボスポラス海…
世界都市調査 in Dubai/Istanbul 渡辺元樹 + 林虎 Istanbul / イスタンブール イスタンブールは 2020 年のオリンピック開催地を東京と争い、都市のインフラ整備が急速に進んみ、また開発に付きまとう環境汚染や文化…
世界都市調査 in Italy 2014.02.01-02.11 藤本佳音+ 坂野真弓 世界中の旅行者を惹きつけてやまないイタリア。主要3 都市(Rome・Milan・Firenze)+ 小都市2 都市(Bergamo・Siena)を巡り、…
首都でありながらも派手なカラーライティングやビルの広告塔などはなく、ライトアップされた建物自体も多くないため、西欧の大都市のような華やかさはほとんどない。しかしながら静寂の中で歴史的な建造物がポツポツと灯る様子や、色温度が整えられた景観には…
宮廷文化と芸術の街サンクトペテルブルク。かつてロシア帝国の首都だったこともあり、華麗な歴史を伝える宮殿や聖堂が数多く建ち並ぶ。新しい建築がほとんど見られないこの街では、近年の経済成長が感じられる光環境に出会うことはなかった。 女帝の隠れ家エ…
闇に埋もれたモスクワの街にそれでも輝くいくつかの建築群は権威の象徴か。極度に商業のための猥雑な光が失せた時、街はこれほどまでに活気を失い、静けさを取り戻すものなのだ。冬の寒さの中に孤高な光が点在する。 モスクワ大学の夕景を臨む。 現在のボリ…
昼は半袖でも、太陽が沈むと吐く息がうっすら白い夏のロシア。モスクワ中心部に数多く通る巨大な幹線道路には、この国らしさを象徴するスターリン・クラシック様式などの重厚な建築がずらりと建ち並び、繊細でダイナミックな美しい光の化粧がよく似合う。しか…
5つの運河が中央駅を扇状に囲むように流れるアムステルダムの街。運河沿いにはノスタルジックな町並み、近郊の再開発地区にはユーモア溢れる現代オランダ建築と、同じ都市にありながら バラエティーに富んだ光景に出会うことができる。 スキポール空港のサ…
街中にポールヘニングセンのデザイン思想が染み付いているかのようだ。やわ らかく優しい光、自然光と共存する夜景、それがコペンハーゲンの夜を創って いる。技術だけでは語れないもの、この街はその大切さを教えている。 ストロイエの広場。ポールを持た…
スロベニアの首都機能を全て持ち合わせながらも、赤い瓦屋根の美しい町並みが広がる古都・リュブリャーナ。 夕暮れ時にリュブリャニツァ川沿いに憩う人々が灯すほのかなあかりと、ライトアップされた歴史的建造物。コンパクトにまとまった街に点在するめりは…
エーゲ海に浮かぶ三日月形の島、サントリーニ。断崖絶壁に建つ白亜の街並みは刻々と繊細に変化していく自然光を受けて、まるでキャンバスのようだ。美しい自然光に人工照明は太刀打ちできないと言うことを思い知らされる。 イアの街に点在するギリシャ正教の…
2004年のオリンピック開催に向けて急ピッチで進められてきた関連施設の建設 や交通網の整備が一段落した。主要な観光施設周辺はインフラとしての照明も 整って整然とした雰囲気に。現代と古代が同居する町並みには他の都市には無い魅力がある。 完璧な…
伝統の街ロンドンには深遠な光と闇が染み込んでいる。決して派手な光のプロパガンダを持っていないが、深い夜霧に映えるオレンジ色の街灯が、光と街との歴史を感じさせる。その伝統をいかに革新するか、それがテーマだ。 街路灯とパブから漏れる明かりがロン…
ベルリンは、多様な文化の共存を感じさせる街であった。中世からの町並みの中で、現代的な建築が不思議に調和している。また今回は、Festival of Lights という、毎年規模を拡大している光のイベントに合わせて訪問した。市内の至る所でラ…