世界都市照明調査

グラーツ GRAZ

オーストリア第2の都市・グラーツ。町の中心をムーア川が流れ、古くからの落ち着いた佇まいを残す街並みを、あたたかで控えめなあかりが照らす。一方でクンストハウスなど新しい建築がアートの発信地の役割を果たし、整備されたリフレクション照明が文化都市の顔を演出している。


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時計塔のある城山に上がると、グラーツの町を一望することができる。左に見えているのが町の中心である市庁舎。ヘレン通り沿いの建物のファサードがアップライトされ、夕暮れの町のにぎわいを感じる。


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ムーア川沿いに建つクンストハウスは、古い町並みに突如として降り立った宇宙船のようだ。夜になると外壁に取り付けられた蛍光灯がオペレーションされて、真っ白な光を投げかける。


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市庁舎前広場の巨大リフレクションポール灯。こうしたリフレクション効果を利用した照明器具が至る所で見られた。

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