長崎市は“ちゃんぽん”な町として有名であるが、都市照明も同じくちゃんぽんな計画である。様々な種類の照明器具やポール灯からこぼれる、白、オレンジ、緑色の光が虹のように長崎の夜を染めている。主な照明は道路照明だが、歴史的建造物のライトアップも多く行われている町である。
稲佐山から眺める坂の町、長崎。丘に見えるほのかな光は数多くの階段や坂の照明である。
夜になると長崎出島ワーフに市民と共に観光客が集まってくる。海の涼しい風と屋外のレストランの暖かい光で楽しい夜を過ごす場所でもある。
築町通りと観光通りが出合う交差点では車、路面電車、歩行者のネットワークをつなぐ賑やかな場所であるが、お店が閉店をすると人がいなくなり、道路照明が主な光になってしまう。