行政と市民が一体になってリヨンの夜景をデザインしている。光の絵の具をパレットに搾り出して、夜の街角に立つ感覚だ。どの光を使ってどんな街の夜景を描こうか。この街にはたくさんの光のマチエールが試行錯誤されている。
ソーヌ川左岸の国立音楽院のライトアップは、ナトリウムランプと青い蛍光灯とのコントラストが印象的。
フールヴィエールの丘よりリヨンを一望する。どこにもまぶしい光が見当たらないだけで美しい。
ソーヌ川に架かるジャスティス橋は幅員4.2mの吊り橋。
行政と市民が一体になってリヨンの夜景をデザインしている。光の絵の具をパレットに搾り出して、夜の街角に立つ感覚だ。どの光を使ってどんな街の夜景を描こうか。この街にはたくさんの光のマチエールが試行錯誤されている。
ソーヌ川左岸の国立音楽院のライトアップは、ナトリウムランプと青い蛍光灯とのコントラストが印象的。
フールヴィエールの丘よりリヨンを一望する。どこにもまぶしい光が見当たらないだけで美しい。
ソーヌ川に架かるジャスティス橋は幅員4.2mの吊り橋。
小津安二郎の描く温かい家族の風景には、決まって2つの自然光が登場する。輝かしく明るい太陽光と、温かい家族の象徴としての白熱ランプの光だ。 しっかりと計算され尽くした昼間の風景。必ず建具が開け広げてあり、たっぷりとした外の光が室内に飛び込ん…
テーマ『照明デザイン学?』 Interviewer: 荒木 友里 荒木:今日は学問の視点からみた照明デザインというテーマでお話したいと思います。 私は大学時代に建築学専攻で勉強してきました。建築というのはとても古い時代からの知見で、建築とは…
夜の首都高を走ると、東京の光をシークエンスとして体感することができます。ビルの合間に断続的にたち現れる東京タワー、上空まで輝く銀座のネオン街、暗く沈みこむ皇居や海。近くに流れる光と遠くにちりばめられた光が、複雑な順を追って重なり次々と表情を…
ここは一体アジアか西欧か・・・。そう思わせるほど気取った夜景をシンガポー ルは目指してきた。季節変化に乏しい常夏の街の近代化にはクーラーと照明 が欠かせない。この街は明確に意図された都市夜景の創出を目指している。 ミレニアムタワーからビクト…
Written by 面出薫 照明探偵団を1990年8月に始めてから現在まで既に31年になろうとしている。そして世界照明探偵団(Transnational Lighting Detectives)と名乗って、世界の仲間たちと繋がってからは2…