スロベニアの首都機能を全て持ち合わせながらも、赤い瓦屋根の美しい町並みが広がる古都・リュブリャーナ。
夕暮れ時にリュブリャニツァ川沿いに憩う人々が灯すほのかなあかりと、ライトアップされた歴史的建造物。コンパクトにまとまった街に点在するめりはりの利いた明暗が、心地よいリズムをつくりだしている。
新市街と旧市街を結ぶ三本橋トロモストウィエは建築家ヨジェ・プレチニックの設計。
リュブリャニツァ川にかかる橋の中で最も街の中心部にあり、人の往来も多い。
プレシェーレン広場に面したフランシスコ教会のファサードがオレンジの光で強調されている。
プレシェーレン広場から一本裏通りに入るだけで、あっという間に喧騒から遠ざかる。 閉店後のショーウィンドーのあかりと控えめなネオンサインがひっそりとした夜の景色をつくっている。
リュブリャーナ城からの夕景。川沿いに集う人々のアクティビティーと主要な建物のライトアップによって、街の軸線が夕闇に浮かび上がる。