探偵ノート

第005号 – 面出の探偵日記

Update:

お待たせしました。大変久しぶりの探偵日記になりました。
毎週、いや少なくても隔週程度には、私の体験した探偵事件や独り言のような推理を紹介するつもりでいましたのに…。情けないことです。ごめんなさい。

さて、この間に色々なことがありましたので、幾つかのトピックスをたて続けにお話しようと思います。多分9月初めに鯨と対面した後からのことなのですが、9月と10月は、ほとんど脇目もふらずに11月2日~8日に東京デザインセンターで行われた、照明探偵団「2050年TOKYO夜景・展」の企画準備に心を砕き、時間を費やしていましたので、このことを先ずお話します。

この展覧会の詳細については、探偵団のホームページで紹介していますまので、ご存じかと思いますが、1週間の会期の展覧会には[100人の預言者]という40台のビデオモニターを使ったインタビュー紹介と、連日連夜にわたる8回の[円卓ライブサロン]とによって構成されました。会期中には大勢の方が見に来てくれて、NHKを初めとするテレビ局や新聞雑誌にも取り上げられ、まずまずの反響を得た様子です。

しかし円卓ライブサロンは、当方の準備不足もあって、6~7人の円卓についた発言者の議論が、帯に短し襷に長し、の感もあり、「何を議論しているのか、焦点が解らん!」の声もずいぶんありました。難しいものです。私達の努力だけでは、どうにもなりません。

「2050年TOKYO夜景・展」を振り返ると反省点はたくさんあるのですが、大変満足していることは多くのインパクトを受ける人たちとの出合いを生んだということです。特に100人の預言者インタビューでは、今まで私達の周りにいる人だけでなく、様々な業界で活躍しているエキスパートの方々に、半ば強引なコンタクトを取りました。インタビューを申し込んで断られたケース(安藤忠雄さんや、伊藤ていじさん等)もいくつかありましたが、かなりの方がボランティア参加を受けてくれたのです。

実際には探偵団企画の葛西がほぼ半数の60名に上るインタビューを精力的に担当し、その他のメンバーは一人5~6名分のインタビューをノルマとして行ったわけですが、初めはモジモジしていたインタビューワーも、やりだすととても楽しく勉強になることに気づいたのです。人の話しを聞き出すことは、技術も真心も向上心も必要なことなのです。インタビューの総勢は119名になりました。

また、預言者インタビューだけでなく、円卓会議(正式にはライブサロンと呼んでいる)に参加してくれた座長と発言者の方々にも、たくさんの示唆をいただきました。連日連夜のことなので、私も一生懸命に議事録をとったり準備をしたりしたのですが、最後のほうでは頭の中がゴチャゴチャになっていたようです。財産は私の議事録だけです。これから時間をかけてこの会議と展覧会の整理をするつもりです。

この展覧会をご覧になった方は、ぜひこれからの企画についてのご意見を聞かせてください。来年は整理編集の期間に当てて、再来年には出版や展覧会を計画しています。

それにしても、体力勝負の照明探偵団が、久しぶりに普段使ってない頭を酷使したようなもので、「頭の疲れは簡単に取れないものだなあ」というのが本音です。応援してくれたたくさんの方々に感謝します。お忙しい中ありがとうございました。今回は、こんなところで失礼します。

パリからリヨンへの移動中に

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