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出張探偵団 in 石垣

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美しい星空と光環境の共生 2024.03.10 東悟子

日本初の星空保護区に認定された八重山諸島。まだ2%ほど改善すべき屋外照明が残っているとのことで今だ暫定認定とのこと。こんごこの星空を守っていき、なおかつ暮らしている地元の方が快適な夜を過ごすためには夜間景観をどう考えていけばいいのか。石垣市長も交え、市民の方々とディスカッションしてきました。
石垣の皆さん、ご参加ありがとうございました!
石垣島を含む八重山諸島は、日本で最初にダークスカイ協会(IDA、アリゾナ州)から星空保護区の認定を受けたエリア。八重山諸島はまだ改修が必要な屋外照明が残っていることから暫定認定となっています。貴重な暗さが残る夜空と観光が大きな産業となっている石垣では、どのような夜間景観が求められているのか、シンポジウムと地元の方たちとの街歩きを通して探ってきました。
■シンポジウム “美しい星空と光環境の共生”をテーマに面出団長のレクチャーと中山義隆石垣市市長と光害に配慮したホテル作りを実践されている石垣島ビーチホテルサンシャイン総支配人の赤城陽子さんを交えての鼎談がおこなわれました。今までの八重山諸島での光害対策を振り返りつつ、今後どのように観光が経済活動を大きく担っている石垣市で、星空を守りながらの光環境を作っていけるのかの意見交換がなされました。
過剰な光を放出しているお店も
市長も率先して意見を述べられていました
■美崎町街歩き 石垣島の繁華街美崎町の街歩きを地元の方と一緒に街歩き。美崎町の光の英雄と犯罪者を探します。参加者には音声の受信機が配られ、面出とダークスカイ協会の越智さんの掛け合いの声を聞きながらの街歩きでした。この街歩きには中山市長も参加され、先頭きって石垣の光の特色、大事にしたいこと、改善できることを指摘されていました。美崎町で一番際立ったのが、長いアームを取り付けて照らしている看板照明。ほとんどの店はこの手法で看板を照らしており、美崎町特有の光景を作り出していました。暖かな色温度の光源を使っていたのも全体の統一感作りに寄与していたように思います。 参加者から歩きながら疑問、意見が沢山挙げられ、それに面出団長と越智さんが答えるという内容の濃い街歩きとなりました。
アームを長くのばして、看板を照らしているお店が石垣では多くみられる
■街歩きレビュー 街を歩いた後はグループに分かれて、それぞれ光の英雄と犯罪者をディスカッションし、その後に全グループでその内容を共有しました。 共通して聞かれた意見は照らす対象が不明な照明は不要なのではないか、照らすべき所にきちんと照明を向けたほうがいい、使っていない施設や道の照明は消す、強すぎる又は多すぎる照明は減らすなどがありました。また評価が高かったものでは間接光で浮かび上がる看板や建物の中からの漏れ光。光源が見えずまぶしくないものが好印象でした。 街歩きやレビューを通して多くの方の意見を知ることが出来ました。このような活動を今後も続き、よりよい八重山の夜間景観が実現することを期待しています。      (東悟子)
街歩きレビュー 英雄と犯罪者を皆で共有

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