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あかりのミシュラン

vol.07 技ありの和風ライトアップ ~新宿高島屋~

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私たちは西新宿・パークタワーの最上階あたりに昇ってみた。確かこの辺に来ると、あちら方面にぽつんと都市行灯が見えるのだけれど……。希望的観測は見事にはずれ、巨大な都市行灯のように見えるはずのライトアップされた新宿高島屋は、その後に工事の進んだ…

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あかりのミシュラン

vol.06 湿った熱風と乾いた体臭 ~アジアンスタイル・17人のアジア建築家たち展~

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初めてこの展覧会場を訪れた時と2度目の時の印象が180度逆転した。一度目はオープニングの時なので、袖スリ合う人の熱気に会場が埋まっていた。会場がめまぐるしく暗くなったり明るくなったり、それが意図されているのかトラブっているのかさえどうでもい…

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あかりのミシュラン

vol.05 白夜の無駄な光 ~霞ヶ関庁舎群~

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年度末の3月には至る所で道路工事が繰り返される。多くは予算消化のためのかけ込み工事だそうな。効率のみを志向してきた日本経済も、実はたくさんの意図的な無駄に支えられて来たと言うことか。フツーの人は夜の霞ヶ関なぞ訪ねる用事もないが、夜の官庁街桜…

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あかりのミシュラン

vol.04 リトル・アジアの安らぎ ~東京新大久保・百人町屋台村~

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見通しの利く中央のテーブルに腰を下ろしたのがいけなかった。あっと言う間に5人の店員が押し寄せ、競って注文を取り出した。好味園(香港)、白鳳軒(台湾)、サラン屋(THAI)、鴻伝楼(上海)、椰加達(INDONESIA)などなど・・・。メニュー…

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あかりのミシュラン

vol.03 夜空に浮かぶノアの箱船 ~東京国際フォーラム~

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外は本格的な冬の北風。凍える手を擦りながら巨大な温室に避難する。全長210m×幅30m×高さ60mというアトリウム。「こんなに金をかけた派手な公共建築が必要だったのか?」という永遠の論議は、政治屋たちに任せておこう。こんなにスケールアウトし…

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あかりのミシュラン

vol.02 陰湿な地下の魅力 ~京成電鉄・博物館動物園駅~

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ひんやりとした空気が淀んでいて何となくカビ臭さも感じる。しばらくホームに佇んでいると電車が何本か通過していった。時刻表を覗くと、昼の時間帯には1時間に1本しか停車しないことが判る。しかも4両編成の普通電車だけに限られている。昭和*年に完成し…

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あかりのミシュラン

vol.01 水辺に出現した都市照明のサンプル 〜台場海浜公園/東京都中央区臨海副都心〜

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夕暮れの台場海浜公園。5時50分。諦めてかけていたフジテレビ本社のライトアップが奇跡的に一斉点灯して、私たちは狂喜する。開業間近になったオフィスビルの夜間照明は、実験を兼ねて不定期に行っているそうな。水に囲まれている大都市東京ではあるが、意…

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面出の探偵ノート

第071号 – 舘山寺温泉の花火

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浜松に有名な舘山寺温泉がある。縁があって遠鉄観光が経営する高級旅館「九重」で花火大会を見る機会を得た。7月の最終日曜日のことだ。九重は目の前浜名湖を挟んで大草山が一望できる景勝の地に建つ名旅館で、この目の前で5000発の花火が打ち上げられる…

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面出の探偵ノート

第070号 – 明治神宮への公式参拝

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私はどこの神様にも手をあわせることにしている。神社仏閣はもちろん、国外のキリスト教会やイスラム寺院にも頻繁に出入りし、その場の人々の祈り方をまねて祈る。それが私の作法。どこの土地や人々にも楽しい時ばかりでなく苦しい時や悲しい時が頻繁にやって…

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面出の探偵ノート

第069号 – 多摩美の図書館に漂う光

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この図書館が完成したと聞いてから早く行ってみたいものだと思っていたが、探偵団街歩きの一環として、照明探偵団一行15名ほどで夕暮れの多摩美に立ち入った。伊東豊雄さんの建築設計、藤江和子さんの家具設計によることは良く知られているが、この図書館も…

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面出の探偵ノート

第068号 – 道端で大切な友人に会う

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2年に一度フランクフルトで開催される「Light &Building」という照明関係の世界最大の見本市には毎回参加している。今年は4回目になるそうだがLPAの仲間5人と共に3日間フランクフルトに滞在した。 8年前から始まった見本市だ…

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面出の探偵ノート

第067号 – AAスクールの学生たちと

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この探偵ノートが頻繁に更新されないことに腹を立てている人がずいぶんいるらしい。探偵団の事務局をはじめ私の身近な仲間は「面出さん早くノートを更新してくださいよ」などと優しく促してくれるが、「あのコラム結構楽しみにしているんですよ」という声の奥…

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面出の探偵ノート

第066号 – インゴ

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さて、私がインゴ・マウラーと初めて会ったのは20年前だったか25年前だったか定かでないが、インゴから私に会いたい…という連絡があったことから始まったと記憶している。当時盛んだったSDという雑誌に「詩情とハイテック」という題のエッセイを私が書…

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面出の探偵ノート

第065号 – 岩室温泉の街おこし

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武蔵美の空間演出デザイン学科で光のデザインを教えるようになって早いものでもう7年目になる。もちろん照明デザインだけを教えているわけではないが、3年次から私のゼミを選択する学生はすべからく「光」というフィルターを通して社会を見たり課題をこなし…

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面出の探偵ノート

第064号 – ザハ

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「ザハ」という名前はなんとも強烈で印象的だ。女性の固有名詞と聞いてもなんとなくぴんと来ない。「カオル」という私の名前の方がよっぽど優しく女性的な響きを持っている。 ザハとは著名なイラク・バグダッド出身のイギリスの建築家Ms.Zaha Had…

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面出の探偵ノート

第063号 – シャンデリアをデザインしてみたいと思った

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私は常に建築照明デザイナーという職能は照明器具の姿かたちから逸脱して、真に光と人の関係に純化して照明デザインを語るべきだ…と言うようにしてきた。これまでの日本の照明デザインの浅い歴史は照明器具の姿かたちのみに一喜一憂していて、その照明器具が…

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面出の探偵ノート

第062号 – キャンドルナイト@OMOTESANDO – Eco Avenue 2007夏至

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いつもこの時期にはテルテル坊主のお世話になっている。夏至と冬至に合わせて行われるキャンドルナイトのイベントに参加して今回で7回目を数えるが、6月22日(金)の予報は雨。少しの雨ならやってしまうが今回は危ないかもしれないな…と思っていた。 し…

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面出の探偵ノート

第061号 – 社員技術研修会

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照明探偵にほとんど無関係な話題だけれど、今や照明デザイン事務所としての社員の数だけは世界有数になってしまった弊社の社員研修会について一言ご報告。なんといってもこれを企画した側の私が少し感激して、社員の真剣(そう)な面持ちを新しく衝動買いした…

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面出の探偵ノート

第060号 – 赤道直下のワークショップ

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気が付いてみると今年に入ってから一回もこのノートをアップしていないみたいです。まあ月日の経つのが早いというか、私が怠け者だというのか、怖いものですもう3ヶ月もあいてしまいました。 「何でもいいからもったいぶらずにアップしてください…」という…

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面出の探偵ノート

第059号 – ジャンクション・ライティング

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12月21日のTHE STRAITS TIMES掲載写真 シンガポールが世界に誇るオーチャード・ロードに新しい光の風物詩が誕生した。オーチャードの中でも最も混雑する髙島屋やパラゴンに近いバイドフォード交差点が30分に一回だけスクランブル歩行…

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