探偵ノート

第057号 – 超高層ビルのオリのなか

Update:

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右の写真何だかわかりますか? たくさんの欲求不満の少年少女がオリの中で騒いでいるようにも見えますが、そうではありません。よく見てください、高いフェンスによじ登ってなにやら真面目に覗いている人もいます。これは台北の超高層ビルの屋外展望フロアーで夜景をまじめに調査しているLPAの皆さんです。

夕暮れを待って台北101という世界で最も高いらしい超高層ビル(508m)に行きました。しかし期待に反して屋外の展望フロアでは眺望をまるきり邪魔するようなフェンスがあるので、それによじ登って夜景観察をしていて監視員に大声で怒鳴られた後の一瞬です。もちろんひるまずによじ登り観察を続行しましたが・・・。台北の夜景は期待に反してあまり特徴的ではなく、この超高層の一帯周辺にのみおかしな光が散らばっているだけ。LPAの皆さんは少しがっかりしながらも、「これも比較的おとなしいアジア夜景の一つだ」と納得しているところなのです。

台北という街は安価なLED器具の生産販売でとても有名なのですが、思ったより街の明かりは静かなのです。思ったより、というのは、私などはいつもあの熱烈な上海の光を思い浮かべているわけです。発展する中国の象徴のような上海。それに比べると台北の個性的な夜景はこれから創られるのだろうと実感しました。

私たちの会社LPAは毎年なにがしかの社員旅行をやっているのですが、今年はSingapore-LPAとTokyo-LPAの社員総勢30名をその中間点である台北でドッキングさせようとして、土壇場のキャンセルも含めて総勢23名のご一行様となりました。

この夜景展望の後には大きな丸テーブルを囲んでの台湾料理と紹興酒。後は押して知るべしの夜更かしだったようですが、私は早々に高いびきだったと後で聞きました。ちなみに4枚目の若者はLPAに入社した武蔵美面出ゼミ卒業の三人衆。

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