東京における、集合住宅エリアの光の多様性 集合住宅こそ実は、東京の主役である。都市が大きくなり繁華街が発展するほど、それを支える住宅の密度も高くなり集合住宅の割合が増えてくる。住宅土地統計によれば、東京23区内の住戸のうち集合住宅の割合は実…
吉祥寺は、様々な要素が凝縮されている街だが、雑多な雰囲気がしないよう、街が整理されている。民公が手を組み積極的に進められる街作りにはどのような光のルールが隠れているか、また生活の場でもある商店、公園等の光はどのような表情を形成しているのか、…
大規模な再開発が進められ、今まさに転換期にある新宿。その現在の姿を調査すると、高層ビルからの漏れ光や夜通し輝き続ける大きな広告看板の光など、人が密集する街ならではの風景にいくつも出会った。 5年後に完成予定の南口再開発地域。歩行者通路を取り…
都心に位置し、多数の文化施設と史跡を内包する上野の森。そこには光の溢れる繁華街とはまた違った東京の夜があるはずだ。暗く沈む夜の木々の間から明るい空がのぞくその場所には、静寂の中に喧騒が紛れ込み、緩やかに共存している姿があった。 JR駅から上…
路地と小さな商店が主役の街、下北沢。その路上には夜遅くまで人が溢れている。幹線道路と高層ビルに置き換える計画が進んでしまう前に、下北沢の夜にある不思議な落ち着きの理由を探して、入り組む路地を歩き回った。 ビルの上半分には看板などの光源がほと…