世界の光環境を把握するため、世界中の都市を訪れて継続的な調査活動をおこなっています。これまでに70 都市以上を調査し、その記録は“ World Lighting Journey ”としてまとめられています。ここでは、世界の光環境を比較検討する上で重要な基礎データの一部を紹介します。
世界都市照明調査 in Mexico City 2015.11.23-24 窪田麻里 歴史的な建築や観光資源も多い一方で、犯罪率の高いメキシコシティ。近年では多少改善傾向にあるようです。夜間の安全性を確保するためには明るさが必須となるのでし…
国内調査 北陸-能登半島めぐり 2015.09.01-04 瀬川佐知子+本多由実 北陸新幹線開通により各地から訪れやすくなった北陸地方の初調査。北陸地方の中核都市、金沢でのシンボリックな光の在り方と、都会から離れた町での生活に根ざした根…
世界都市照明調査 in メルボルン 2014.11.11-11.15 中村美寿々+峪田晴香 メルボルンは「住みやすい都市ランキング」で4年連続世界一位に輝く、英国植民地時代の建築と現代の都市計画が調和した、歴史とアートと自然に溢れる魅力…
世界都市調査 in Myanmar 秘密の国ミャンマーの光大調査 2014.06.24-06.29 蕎原愛+ 市田真実 面積は日本の1.8 倍、人口6000 万人を抱える「大国」ミャンマーが、世界にあまり知られていないのは民主化以前の半…
東京調査:谷中・根津・千駄木 にぎわいのあかりと生活のあかり 2014.06.25 瀬川佐知子+本多由実+山本雅文 過去の調査では東京の下町として、浅草の盛り場や神楽坂の料亭をとり上げたこともある。谷根千は東京の中心にありながら、浅草…
東西文化の交点にあるイスラムの街は異色な光を放っている。バザールに輝 く光の粒子やモスク内部に攪拌された多方向な光。静まり返った闇夜に浮かぶ ミナレットと、ボスポラス海峡に映える青い月。これもイスラムの証か。 旧市街の丘の上からボスポラス海…
世界都市調査 in Dubai/Istanbul 渡辺元樹 + 林虎 Istanbul / イスタンブール イスタンブールは 2020 年のオリンピック開催地を東京と争い、都市のインフラ整備が急速に進んみ、また開発に付きまとう環境汚染や文化…
世界都市調査 in Italy 2014.02.01-02.11 藤本佳音+ 坂野真弓 世界中の旅行者を惹きつけてやまないイタリア。主要3 都市(Rome・Milan・Firenze)+ 小都市2 都市(Bergamo・Siena)を巡り、…
世界都市調査 in New York/Chicago 2013.12.03-09 田窪恭子+ 黄 思濛 海外調査で何度か足を運んでいるNYとシカゴ。経年変化を記録してきた。リーマンショック以降、様々な経済的、社会的な問題を抱えつつ、どのよう…
シカゴ:摩天楼の発祥地であり、独自の洗礼されたスタイルを生み出している街と言われている。 ただ、都市の夜景は防犯の観点から道路照明は明るすぎるほどの高圧ナトリウム灯で統一され、オレンジ色に染まっている。 スタイリッシュな都市の夜景に変化がみ…
首都でありながらも派手なカラーライティングやビルの広告塔などはなく、ライトアップされた建物自体も多くないため、西欧の大都市のような華やかさはほとんどない。しかしながら静寂の中で歴史的な建造物がポツポツと灯る様子や、色温度が整えられた景観には…
官民共同の再開発プロジェクトにより2006年に完成をした「汐留シオサイト」 居酒屋を中心とした高架下の建築が、明治時代に作られた古いレンガつくりの橋桁におさまっている景色を見ることができる新橋。このビジネス街として相反する街の光の特徴を読み…
ここは一体アジアか西欧か・・・。そう思わせるほど気取った夜景をシンガポー ルは目指してきた。季節変化に乏しい常夏の街の近代化にはクーラーと照明 が欠かせない。この街は明確に意図された都市夜景の創出を目指している。 ミレニアムタワーからビクト…
東南アジアの中心都市として成長を続けるバンコクでは、厳かな仏教文化やマーケットの賑やかさにモダンな華やぎが加わって、雑然とした熱気がますますエネルギッシュになっています。古今の魅力が調和する街ならではの光を調査しました。 バンコクでは、高層…
国内最大規模のチャイナタウンは、すっかり横浜の街に定着しているが、そこは明らかに日本と違う文化を感じることができる場所である。日本という異国にあっても中国らしさを感じさせる中華街の光について調査を行った。 夜になると、ランタンの暖かい光が至…