大規模な再開発が進められ、今まさに転換期にある新宿。その現在の姿を調査すると、高層ビルからの漏れ光や夜通し輝き続ける大きな広告看板の光など、人が密集する街ならではの風景にいくつも出会った。 5年後に完成予定の南口再開発地域。歩行者通路を取り…
官民共同の再開発プロジェクトにより2006年に完成をした「汐留シオサイト」 居酒屋を中心とした高架下の建築が、明治時代に作られた古いレンガつくりの橋桁におさまっている景色を見ることができる新橋。このビジネス街として相反する街の光の特徴を読み…
路地と小さな商店が主役の街、下北沢。その路上には夜遅くまで人が溢れている。幹線道路と高層ビルに置き換える計画が進んでしまう前に、下北沢の夜にある不思議な落ち着きの理由を探して、入り組む路地を歩き回った。 ビルの上半分には看板などの光源がほと…
吉祥寺は、様々な要素が凝縮されている街だが、雑多な雰囲気がしないよう、街が整理されている。民公が手を組み積極的に進められる街作りにはどのような光のルールが隠れているか、また生活の場でもある商店、公園等の光はどのような表情を形成しているのか、…
東京調査:谷中・根津・千駄木 にぎわいのあかりと生活のあかり 2014.06.25 瀬川佐知子+本多由実+山本雅文 過去の調査では東京の下町として、浅草の盛り場や神楽坂の料亭をとり上げたこともある。谷根千は東京の中心にありながら、浅草…