東京における、集合住宅エリアの光の多様性 集合住宅こそ実は、東京の主役である。都市が大きくなり繁華街が発展するほど、それを支える住宅の密度も高くなり集合住宅の割合が増えてくる。住宅土地統計によれば、東京23区内の住戸のうち集合住宅の割合は実…
路地と小さな商店が主役の街、下北沢。その路上には夜遅くまで人が溢れている。幹線道路と高層ビルに置き換える計画が進んでしまう前に、下北沢の夜にある不思議な落ち着きの理由を探して、入り組む路地を歩き回った。 ビルの上半分には看板などの光源がほと…
若者が集う街、渋谷。その渋谷を構成するのは個性豊かな複数の表通りとそれに挟まれる裏通りの存在である。異なる特徴と役割を担って発展を遂げた各エリアが、それぞれに特徴的な光の様相を纏って渋谷の夜を織り成している。 駅前のスクランブル交差点を基点…
夜の首都高を走ると、東京の光をシークエンスとして体感することができます。ビルの合間に断続的にたち現れる東京タワー、上空まで輝く銀座のネオン街、暗く沈みこむ皇居や海。近くに流れる光と遠くにちりばめられた光が、複雑な順を追って重なり次々と表情を…
東京調査: 佃・月島 2019.11.18 田窪恭子+安齋雄一+渡邉 菜見子 月島の俯瞰写真。賑やかな高層ビル群の光とは対照的に、商店街や細い多数の路地からは光は漏れて来ない 江戸時代に造られた漁師の島、佃。明治時代に埋め立てられ今では多く…