東京における、集合住宅エリアの光の多様性 集合住宅こそ実は、東京の主役である。都市が大きくなり繁華街が発展するほど、それを支える住宅の密度も高くなり集合住宅の割合が増えてくる。住宅土地統計によれば、東京23区内の住戸のうち集合住宅の割合は実…
官民共同の再開発プロジェクトにより2006年に完成をした「汐留シオサイト」 居酒屋を中心とした高架下の建築が、明治時代に作られた古いレンガつくりの橋桁におさまっている景色を見ることができる新橋。このビジネス街として相反する街の光の特徴を読み…
大規模な再開発が進められ、今まさに転換期にある新宿。その現在の姿を調査すると、高層ビルからの漏れ光や夜通し輝き続ける大きな広告看板の光など、人が密集する街ならではの風景にいくつも出会った。 5年後に完成予定の南口再開発地域。歩行者通路を取り…
東京調査:谷中・根津・千駄木 にぎわいのあかりと生活のあかり 2014.06.25 瀬川佐知子+本多由実+山本雅文 過去の調査では東京の下町として、浅草の盛り場や神楽坂の料亭をとり上げたこともある。谷根千は東京の中心にありながら、浅草…
江戸時代に栄えた街並みを現代まで伝える神楽坂。古い料亭や居酒屋が軒を連ねる路地を、行燈の灯りや店先の暖かい光が照らし、ここが新宿区という東京都心であることを忘れさせる。歴史ある街に自然と息づいている灯り、その街を生かす灯りを調査した。 遠く…