世界都市照明調査in Switzerland Zurich ⇒ Bern ⇒ Basel 2018/04/12-04/17 本多由実+ 田窪恭子 人々が集う明かりの場を求めて訪れたスイス。待望の春の訪れを喜び、予想以上に多くの人々が朝から…
闇に埋もれたモスクワの街にそれでも輝くいくつかの建築群は権威の象徴か。極度に商業のための猥雑な光が失せた時、街はこれほどまでに活気を失い、静けさを取り戻すものなのだ。冬の寒さの中に孤高な光が点在する。 モスクワ大学の夕景を臨む。 現在のボリ…
スペイン、日本、アメリカによる統治により多様な文化を受容したフィリピン。建築、料理に同じく、独自にアレンジされた文化は光環境にも見られた。そして、私たちは光の明暗の裏に、生活水準の格差を目の当たりにした。 人々の生活の拠点となっている教会の…
浅草寺の門前町である浅草は、明治から戦後に至るまで、歌舞伎、オペラ、落語などの東京屈指の盛り場として栄えてきました。街路灯は装飾的で多種多様なかたちを見せてくれます。数多くの通りを調査した探偵団は、浅草らしい灯りのかたちに出会いました。 雷…
オレンジ色に輝く台地が地平線まで続く。寒風に耐えるシカゴの夜景は、早くか らこの高圧ナトリウムランプで統一されていた。防犯のために光は時代と共に 徐々に増量されたが、一方で屋外での照明技術は大変早熟だった。 地平線まで延びるオレンジ色の都市…